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今回は水滸伝における梁山泊の最大の敵である高キュウの登場です。おまけに高宗時代のThe売国奴・秦檜。こう見ると売国奴や奸臣しかいないのかと思われるかもしれませんが、古武将でキャラ解放される岳飛、韓世忠も高宗時代の南宋の武将となります。この辺りも家臣設定する(韓世忠の嫁の梁紅玉も)と宋を国としてプレイするのにやりやすくなると思います。高キュウ、楊センの漢字は四奸で検索すると2名とも出てきますので似たような漢字でカバーしてみてください。高キュウ(こうきゅう)蹴鞠の縁。殿前都太尉。もとは一介の放蕩者であったが、蹴鞠(しゅうきゅく)の妙技によって徽宗皇帝に見出され、破格の出世を遂げて軍の最高職に昇り詰めた。その権勢を笠に着て私利私欲を貪り、禁軍の精鋭を私物化して軍紀を腐敗させた元凶である。『水滸伝』の物語においては、林冲を陥れ、梁山泊の好漢たちを執拗に敵視する最大の仇敵として描かれる。招安後も、国の功臣となった宋江らに毒杯を贈るなど、その陰険な気質は最期まで揺らぐことがなかった。国家の屋台骨を内側から食い荒らした、典型的な寵臣である。楊セン(ようせん)徴税の鬼。太尉・宦官。童貫らと並び「六賊」の一人に数えられる権力者。宦官の身でありながら、皇帝の贅沢を支えるために過酷な徴税システムを構築した。特に「花石綱」などの徴収において、民衆の土地を無理やり官有地と称して重税を課すなど、その冷酷な手腕は天下の怨嗟を一身に浴びた。そのあくなき搾取は各地で方臘の乱などの大規模な蜂起を誘発し、北宋滅亡の遠因を招いた。皇帝の欲望を叶えることで自らの地位を盤石にする、利己的な官僚機構の象徴とも言える人物である。秦檜(しんかい)和議の代償。南宋の宰相。金との戦いにおいて、抗戦派の重鎮たちを排除し、屈辱的な和議を主導した独裁的宰相である。「靖康の変」で一度は金の捕虜となるも、後に南宋へ帰還。高宗皇帝の信任を背景に、救国の英雄である岳飛を無実の罪で処刑した。『水滸後伝』などの文脈においても、失地回復を願う義士たちの志を挫く、冷徹な現実主義者として立ちふさがる。その治世は長く続いたが、後世、その評価は「売国奴」の代名詞となり、岳飛の墓の前には今も跪く秦檜夫婦の鉄像が置かれ、万人の嘲笑に晒され続けている。