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祝家荘4人だと3人ずつだと中途半端なのでおまけの西門慶と潘金蓮です。祝彪(しゅくひょう)祝氏の三男。一族最強の麒麟児。祝家荘の三兄弟の中で最も若く、かつ最も優れた武芸の持ち主。隣接する扈家荘の女傑・扈三娘(こさんじょう)の婚約者でもあり、独龍岡の若き指導者として将来を嘱望されていた。一族の力を過信し、梁山泊を「草賊」と見下す傲岸不遜な一面を持つ。『水滸伝』においては、初戦で李逵を圧倒し、穆弘を退けるなど獅子奮闘の働きを見せる。しかし、婚約者である扈三娘が林冲に捕らえられた際も冷徹に戦いを優先するなど、情よりも家勢を重んじた。最期は、祝家荘に潜入した孫立らの裏切りによって混乱する中、敵を討とうと突進したが、逆に梁山泊の猛将たちの餌食となり、一族と共に滅亡した。西門慶(さいもんけい)稀代の放蕩者。清河県の権勢家。薬種問屋を営む裕福な商人でありながら、官員と結託して権勢を振るった地元の名士。美男子で口が上手く、武芸の心得もあるが、その本性は私欲と色欲にまみれた腐敗の象徴である。金に飽かせて女色を漁り、法さえも金で買い叩く傲慢さを備えている。武松の兄・武大の妻であった潘金蓮と密通し、邪魔になった武大を毒殺するという非道に手を染める。しかし、兄の復讐に燃える武松の追及を逃れることはできず、獅子楼での激闘の末に窓から投げ落とされ、その首を撥ねられた。己の欲望のために他者の命を塵芥のように扱った、人間の強欲さを体現する人物である。潘金蓮(はんきんれん)禁断の毒婦。不義の徒。類稀なる美貌を持ちながら、数奇な運命を経て醜男の武大に嫁がされた悲劇の女。しかし、その鬱屈した心はやがて西門慶との不倫という形で爆発し、夫を殺害するに至る冷酷な毒婦へと変貌を遂げた。『水滸伝』における彼女の物語は、梁山泊の好漢・武松を誘惑しようとして拒絶されるところから悲劇が加速する。西門慶と王婆の教唆により、自身の欲望を正当化して夫を亡き者にするが、最後は武松の手によって、亡き夫の位牌の前で処断された。美しさと残酷さが同居する、物語史上最も有名な悪女の一人である。