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桓騎(かんき)【列伝】秦国の六大将軍の一人。戦場を血で染めることも厭わない、極めて残虐かつ予測不能な戦術家。軍規に縛られず、敵の死角や心理の綻びを鋭く突く強襲を得意とし、その型破りな戦い方は「匪賊」の如き恐ろしさを湛える。列国からも忌み嫌われつつもその武才は高く評価され、秦国最強の将として恐れられる。一見すると冷酷非道な狂人にも見えるが、戦の勝機を逃さず勝利をもぎ取るその手腕は、中華統一という大業において、なくてはならない秦軍の「最凶の刃」。縛虎申(ばくこしん)【列伝】秦国の千人将。死を恐れぬ苛烈な突撃で敵陣を突き崩す、戦闘狂に近い闘争心を持つ猛将。戦において兵の命を駒と割り切る冷酷な指揮官に見えるが、その根底には戦局を一挙に覆すための徹底した合理主義と、勝利への執念が宿る。窮地に立たされても決して退くことなく、自らが刃となり最前線で敵の首を狙い続ける。戦場において、軍の突破口をこじ開ける役割を担う。蔡沢(さいたく)【列伝】秦国の相国。諸国を遍歴した膨大な経験と、相手の心を見抜く卓越した交渉術を持つ、温和かつ老獪な策士。戦そのものではなく、外交という盤面で国を動かし、秦の利となる同盟や引き抜きを鮮やかに成し遂げる手腕を持つ。秦王・嬴政の才をいち早く見抜き、その大志を支えるために自らの知略を捧げた。秦の勢力拡大を裏から支え続ける存在である。