小説「村上海賊の娘」より村上景とおまけの宿敵真鍋七五三兵衛(貞友)村上景(むらかみけい1556年頃‐不明)村上景は、『村上海賊の娘』の主人公。能島村上武吉の娘で、男勝りの海賊姫。長身怪力の「醜女」と恐れられつつ、第一次木津川口の戦いで活躍し、戦の残酷さを学び成長する。真鍋七五三兵衛貞友(まなべ しめのひょうえさだとも1540年代以前-1576)史実版列伝真鍋七五三兵衛(貞友)は、和泉国大津城主の武将。真鍋水軍を率いて織田信長に属し、第一次木津川口の戦い(1576年)で毛利・村上水軍と戦うが戦死した。小説版列伝真鍋七五三兵衛は、泉州海賊の若き当主。巨漢で陽気な猛将、景に一目惚れし「心を盗りに来たんやしよ」と口説くが、宿敵として壮絶な一騎打ちで敗死する好敵手。