李袞(りこん)芒トウ山の副首領。梁山泊席次六十五位、地黙星を司る。異名は飛天大聖。項充と共に丸盾と二十四本の飛刀を操る歩兵将校。李逵や鮑旭の突撃部隊で盾による防御と援護を担った。方臘討伐の睦州戦にて、川を渡り崖を登ろうとした際、敵兵の矢と石を浴び戦死を遂げた。金大堅(きんたいけん)碑文や印鑑を刻む彫刻の名手。梁山泊席次六十六位、地明星を司る。異名は玉臂匠。呉用の策により蔡京の偽手紙を作るために入山した。文書偽造などの特殊技能で貢献したが、方臘討伐の直前に皇帝の命で召し返されたため、戦死を免れ御前碑文彫刻師となった。馬麟(ばりん)黄門山の元山賊。梁山泊席次六十七位、地佐星を司る。異名は鉄笛仙。鉄の笛を吹きこなす風流人だが、戦場では二挺の広母剣を振るう二刀流の達人。祝家荘の戦いでは女傑・扈三娘と互角に渡り合った。方臘討伐の睦州戦にて、敵将・石宝の流星槌に打たれ、さらに劈風刀で斬られ戦死した。李袞は項充と対になる盾のスペシャリストであり、金大堅のような非戦闘員が生き残る一方で、最前線を支えた馬麟が石宝のような強敵に散るという対比が、方臘(ほうろう)戦の過酷さを物語っています。