104 王定六(おうていりく)【渾名:活閃婆(かつせんば)】梁山泊第百四位の好漢。地劣星の生まれ変わり。建康府の居酒屋の息子。代々武芸の家柄で、自身も身のこなしが非常に速く「稲妻の母」を意味する渾名を持つ。行き倒れていた神医・安道全を救った縁で張順と知り合い、梁山泊へ入山した。入山後は歩兵軍の将校として、主に情報の伝達や偵察任務でその俊足を活かし、戦場を駆け抜けた。105 郁保四(いくほうし)【渾名:険道神(けんどうしん)】梁山泊第百五位の好漢。地健星の生まれ変わり。元は曾頭市の曾家軍に属した強盗。身長一丈(約3メートル)という、百八星随一の巨躯を誇る偉丈夫。その威容から、戦場では梁山泊の総帥・宋江の傍らで「帥」の字を記した巨大な中軍旗を掲げる旗役を任ぜられた。方臘の戦いでも、降り注ぐ矢の中で旗を離さず死守した忠烈な最期で知られる。106 白勝(はくしょう)【渾名:白日鼠(はくじつそ)】梁山泊第百六位の好漢。地耗星の生まれ変わり。元は黄泥岡の地連れ。晁蓋らによる「生辰綱(誕生祝いの品)強奪」に協力し、白酒売りに扮して役人に痺れ薬を飲ませる大役を果たした。一度は捕らえられ拷問に屈するも、救出されて入山。武芸は平々凡々ながら、その小柄な体躯を活かした密偵や使い走りとして、組織の影を支える貴重な存在となった。