馮忌(ふうき)【列伝】趙国の将軍。智謀に優れた頭脳派の将であり、数多の戦場をその智略で渡り歩いてきた。馬陽の戦いにおいては、趙軍の「智」を象徴する一人として、緻密な計算に基づいた戦術で秦軍を翻弄した。その卓越した戦術眼は趙軍の中でも高く評価されていたが、飛信隊の信による決死の強襲を受け、激戦の末に討ち取られた。彼の死は趙軍にとって大きな損失となり、知将としてのその名は趙の歴史に刻まれている。万極(まんごく)【列伝趙国の将軍。かつての「長平の戦い」における秦軍の生き埋めを経験し、秦国に対する底知れぬ憎悪を抱き続ける。その憎悪を力に変えて戦う狂気の武将であり、戦場では虐殺や略奪を繰り返す残虐非道な一面を持つ。合従軍戦において秦軍の飛信隊と激突し、怨念に満ちた攻撃で飛信隊を窮地に追い込むが、信との一騎打ちの末に敗北。凄惨な怨嗟と共にその命を散らせた。趙国の悲劇と秦国への憎悪を象徴する、異色の凶将。