春申君(しゅんしんくん)【列伝】楚国の宰相であり、中華の「戦国四君」の一人。極めて高い政治的才覚と先見の明を持ち、列強の均衡を保つために合従軍を組織した。秦国の急速な台頭を中華最大の脅威と見なし、国境を越えた軍事同盟を指揮する。その冷静沈着な采配と大規模な戦術構想は、秦軍を滅亡寸前まで追い詰めるほどの圧巻の知略を見せ、楚国という国家の重みを体現する存在である。汗明(かんめい)【列伝】「楚の巨人」と畏怖される、楚国軍総大将。過去に秦の六大将軍の一人である王齕を討ち取ったとされ、天下最強の武を自負する豪傑である。合従軍編において楚の切り札として戦場に降り立ち、その圧倒的な巨躯と人間離れした怪力で敵軍を蹂躙する。武の頂点を極めんとするその姿勢はまさに怪物そのものであり、蒙武との死闘を通じて自身の武の限界と真髄を懸けた激戦を繰り広げた。白麗(はくれい)【列伝】汗明軍に所属する、楚国の若き将軍。弓の名手であり、戦場において遠距離から敵将や精鋭を正確に射抜く天才的な射手として知られる。常に冷静沈着で戦況を俯瞰しており、汗明の突撃を後方から的確に援護する。若年ながら高い武功と戦術眼を併せ持ち、合従軍崩壊後も楚軍の主戦力として、その卓越した弓技で秦軍に立ちはだかる次代を担う武将である。